>>510
防衛司令官のロンメル元帥はフランス北部沿岸一帯の防備を進めてたけど、もうドイツ軍には
すべての面で余裕がなくなってたので、重砲の数は全く足りなかった。
しかもかろうじて配備されてた砲も片っ端から東部戦線に抽出されるので、野砲は全く不足していた。

上陸地点を射程に収められる要塞(実際には要塞というよりは「砲台」だったけど)に重砲が
多数配置されている、という情報を元にアメリカ軍がレンジャー部隊を投入、ものすごい苦労して
断崖絶壁を登って攻略したけど、防護された砲台はあっても砲そのものがほとんど配備されてなく、
空振りに近い状態だった・・・というオック岬要塞攻略戦は特に有名。

なので野砲そのものがあの日あの時のノルマンディ戦区にはほとんどなかった。

でも全く無かったわけでもなく、数少ない重砲によって連合軍の駆逐艦が何隻か大きな損害を受けている。

ただこれらの数少ない重砲は
「数時間もしないうちに弾を撃ち尽くしました」
「発見されて艦砲射撃で潰されました」
ということになり、更には
「沿岸防衛用の対艦砲なので、海には向けられても海岸には向けられません」(海岸を撃てない)
という有様で、作戦全体としては大した脅威になれないまま終わった。