あとね、海・空の施設部隊をまとめて一元管理をしてやったとしても、そもそも人員も装備も決して
ふんだんに揃ってない組織なんだろ?
ふみさんも言ってたけど、引き抜かれたところでの仕事とか、なにかあったときの備えはどーすんの?

米国のシービーがリニアだのオリンピック会場を下請け・孫請け・ひ孫請け使いながら仕切っている
竹中とか大成とかいうスーゼネ(スーパーゼネコン≒超大手建設会社)だとしたら、司令以下管理要員だの
なんだの含めて80人の組織なんて、年末年始から年度末恒例の上下水道管の掘り起こし・埋め戻しとか
道路の白線引いて糊口を凌いでいる田舎の零細土建屋とかのレベルじゃん。
でも、田舎には田舎の仕事があって、そんな零細土建屋がいなくなっちゃうと困る人もいるわけなんだわさ。

たろちんじゃないけどさ、財務省的にはスクラップビルドとかの身を切る姿勢を見せないと、なかなか新規
案件は認めてもらえないっていう事情もあるんだろうけど、どうしても必要なものはどんなことをしてでも
必要だと言い続けて予算を取れないと、永遠に所要に満たない兵力の逐次投入になっちゃうぜ?

俺がね、不思議でしょうがないのが、「災害多発列島の上に1億3千万人もの人質を抱えておきながら、なぜ
これを上手く使わないのかと?」いうことなんです罠。
陸なんて、平成軍縮で支援職種とか、そりゃもう惨めなぐらいまで削られてるじゃん?
でもさ、施設とか輸送とか補給とか衛生なんて職種は、災害即応体制とかなんとか言い張って、国土強靱化
対策枠予算を回してもらってでもなんとかしておくべき職種じゃん?
海とか空のヘリ(特に輸送ヘリとか多目的ヘリ)だって、なにも「戦時の部隊や装備とかの輸送にしか使っちゃ
ダメ!」とかそんな規則があるわけでもなんでもないってのに。
良い意味で適度に危機感を煽りながら、国民的なコンセンサスを得ていけば、なんとかなるんじゃないかね?
このあたりの防衛省・自衛隊のセンスの無さは、『士族の商法』?