>>310
> 複合サイクルでなんとか
日本財団図書館(電子図書館) 第503分科会「新エンジンシステム等の調査研究」成果報告書
 ttp://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00363/contents/006.htm

「表3.9.1−1 エネルギーバランス」に、ちょうど具合良さげなデータが載ってたのでちょっと計算してみる。
停泊時の列、燃料消費率0.197kg/(kW*h)から、LM2500+単体での10MW運転における単位時間あたりの燃料消費量は約1,970kg/h、
軽油の比重0.81としてリッター換算すると約2,430L/hが得られ、つまり>>308で引用したグラフのLM2500よりもLM2500+は低燃費っぽいという・・・。
まぁ気を取り直して、停泊時の機関総出力11.5MWから、目標出力22MWには2系統搭載で概ね需要を満たす。
この際の単位時間あたりの燃料消費量は、2,430*2=4,860L/hであり、LM2500単機運転に対して0.88倍の燃料消費量で済んでることになる。
LM2500がLM2500+よりも熱効率で劣る点を勘案してマイナス方向に補正しても、ガスタービン主機2基を低率運転しても1基の高率運転と遜色無い燃費になる訳で、
複合サイクル化することで得られる燃費低減効果は、特に低率運転条件では有効度が高いと結論することができる。