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対中融資 開業以来初、大気汚染対策事業
毎日新聞 2017年12月11日 23時37分(最終更新 12月11日 23時37分)

 【北京・赤間清広】中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は11日、中国の大気汚染対策として、北京の一般家庭に天然ガス利用を促す事業に2億5000万ドル(約284億円)を融資すると発表した。
AIIBによる初の中国向け融資となる。

 AIIBをめぐっては、2016年1月の開業当初から「融資先の選定に最大出資国である中国の意向が反映されるのでは」との懸念が上がっていた。
既に融資が決定された案件もパキスタンやバングラデシュなど習近平国家主席が提唱する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の沿線国が中心となっている。