>>571
> いずもだと機数が中途半端すぎると思うけどなあ
> 保有しないか、あるいはSTOVLだとしてもQEくらい思いきった大きさのほうがいい気が...

これが「F-35B導入とそれを搭載する空母建造を検討」というのなら少しは信じられるんだが
「いずも級改修で空母化を検討」ってのがいかにも素人考え臭くて本気とは思えんのだよな
頭でっかちで装備の具体的内容やその運用実態の理解に欠ける頭でっかちの背広組が素人頭で考えただけのを観測気球としてリークしただけに過ぎないように思えるのだ

飛行甲板の耐熱はアメリカの強襲揚陸艦でもやってるように耐熱に改修されたスポット限定のVL運用で良いとして
(でもこれだとあの広い甲板で1機ずつしか着艦できないという実に効率の悪い運用に攻撃隊の帰投時にはなってしまうのだが、まあアメリカもそれで我慢なら日本空母も同じ我慢で良しとして)
いずも級は対潜ヘリ運用を前提として設計しているから航空燃料の搭載量も弾薬庫の容量も対潜ヘリの燃料や兵器搭載量を前提として設計されている
だがF-35Bが1ミッションで消費する航空燃料は対潜ヘリなど比較にならないほど大量だし搭載する弾薬量も同様だ

ということは航空燃料貯蔵タンクや弾薬庫という船体の奥深くに設置されている部分から全面改修しないとF-35Bを現実的に運用できる能力を持つ実用空母にはなれないということだ
こんな船体の奥深くを今から本当に全面改修して弾薬庫や燃料タンクの容量を大幅に拡大できるのか非常に疑わしい
下手をすれば(電子装備などの艤装の費用は別にして)船体そのもののコストに関してはいずも級の改修よりも新規建造のほうが安上がりになりかねない

CATOBARどころかSTOBARですらないただのSTOVL空母のQEがあれだけの排水量になっている原因の大きな部分は最初はCATOBARやSTOBAR空母を目指していたということにあるのは確かだが
それ以上に(STOVL空母として建造することになってからもサイズを縮小せず)あの船体規模として建造した理由は、F-35という単発だが大型機を実用的に運用するのに必要とされる
大量の燃料や弾薬を搭載するには船としてもあれだけのサイズが必要だということなのではないかと思われる

いずも級でF-35B攻撃隊を運用したら数回全機出撃したら補給に戻らないと燃料も弾薬も空ッ欠という事態になりかねない