米軍ヘリの窓落下 米軍基地で警察が異例の機体調査

13日、沖縄県宜野湾市の小学校のグラウンドに、
隣接するアメリカ軍普天間基地を離陸したヘリコプターから窓が落下した事故を受けて、
沖縄県警はアメリカ軍の協力を得て14日午前から基地に立ち入り、機体の状況などを確認しました。
軍用機の事故をめぐって基地の中で警察による調査が行われるのは異例のことです。

警察は落下した窓を回収して調べていますが、
14日午前からはアメリカ軍の協力を得て普天間基地に立ち入り、
事故を起こした機体の状況などを確認しました。

アメリカ軍によりますと、落下した窓は緊急時に乗組員が脱出する際、外れる仕組みになっているということで、
捜査員たちは軍関係者の立ち会いのもとヘリコプターの窓枠をのぞき込んだり取り外したりして、構造などを調べていました。

軍用機の事故をめぐって基地内で警察による調査が行われるのは異例のことで、
警察は窓が落下した原因の解明を進めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171214/k10011258271000.html