>この配置で空自が戦術上満足していたわけじゃないし、十分とされてたわけでもないし、当時から三沢だって
>北海道防衛には遠いと言われていた、だから当時だって前方展開基地は必要とされてた。

「前方展開基地は必要とされていた」で、じゃあ具体的に何処に作ったかの例を挙げてもらえます?
空自の基地が潰されるからと海自が建造した空母でもいいですけど。満足してない十分じゃないに対して、
税金使ってなんか対策するというのであれば使う必要性と、使った分のリターンが費用に見合うことの説明
が必要になりますが、無人島の防空を強化するために航空基地を新設あるいは空母機動部隊を新編する
費用は、割に合うものですか?

実際、日本政府は「取られたら取り返す」で水陸機動団作って、エアカバーは本土からと言ってるわけです。
基地を新設であれば、ぶっちゃけ下地島しかありませんが、中国に近い分、これを潰そうと向こうは必死にな
るでしょうから、防空部隊でも抗堪のための施設部隊でもシェルターでも、相当に強化しないと使いものにな
らなくなります。当時から三沢では「F-1の行動半径から見て」遠いという話と同時に「北方領土から行動する
MiG23の行動半径に北海道がすっぽり覆われる状況では」千歳では近すぎてすぐ潰されるという話もされて
ました。作戦行動半径を大きくできるなら、搭載量や命中精度で目標の破壊が確証できるなら、基地は遠い
ほうが安全を確保しやすくなります。時代時代の装備の性能なり用いる技術で仮想敵との適当な「間合い」は
変化します。沖縄戦の実際を捏造してまで基地が必要、空母が必要と叫んでもそれに説得力はありません。