>>656
125型フリゲートの設計製造は、天下のティッセン・クルップとリュールセンですよ。
まあ、この船は満載7300トンの船に大型NH90ヘリを2機積んで
航空要員込みで140人で回すという、革新的な省力化と抗堪性の両立のため、
船体の6つの水密区画にそれぞれ独立したダメコンおよび電力システムをおくとか、
重量施設を船内に分散配置するとか、従来の船と全く違った構造になっていることに加え、
ディーゼルエンジン4基+電動機2基のディーゼルエレクトリックとガスタービン1基を組み合わせた
複雑な動力計を持っていたり、搭載機器類が無暗に多いという特徴があります。
これで母港へ帰らず2年行動できて、年あたりの作戦時間が5000時間とか
メンテフリー要求も多いのでますます面倒ごとが増えていますので、
機器類の重量管理をよほどきっちりやらないと傾くのは無理もないかもしれません。