作家の大石先生の分析。過激な案の方を聞きたいずら
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ほんの噂話程度にわれわれの耳に入っている話は、もう少し過激なんだけど、
恐らくその話は、終わってみれば、落ち着くべき所に落ち着いて、「はあ、巷で
はそんな話があったんですか。初耳ですねw」な与太話で終わるんだろうと思い
ます。それはたぶん、中期防の骨格が固まる夏頃のお楽しみになるのでしょう。

それで、このニュースに限定して書きますが、変なのは、それを誰が要求して
いるのか? 誰が運用するのかの肝心な話が書いてない。次期中期防で、F−3
5Bを調達したいという思いは、間違い無く海幕にあります。逆に空幕にそのプ
ランはない。

>F35A計四十二機の一部をB型に変更する案、別に追加購入する案があり、

空自導入予定機の一部をそちらに割り振るなんて、空自にしてみれば迷惑千万
なお話で、とうてい受けいれられる話ではない。私もこれは考えても見なかった。
 空幕が、これから巻き返して、じゃあその枠とは別に新規発注でという落とし
所がきちんと用意されてのお話なのか。あるいは、その落とし所をバーターにし
て、「その代わり、パイロットと整備は空自で用意しなさい」みたいな話には出
来るかと思いますが……。