>>79
ドイツでは保育・幼稚園不足が問題視され、小学校もほとんどが半日で終わる。子どもたちが昼食を自宅で食べるという状態では、母親の育児休暇後の復職も困難だ。
「母親」の育児休暇というのが、自然な流れとなっている。ドイツでは女性の所得が男性の所得より平均25%少なく(OECD平均では女性が16%少ない)、これが「育児は女性の仕事」という構図につながってしまっているからだ。
さらに子どものいる家庭で、父親か母親のどちらか一方のみに収入がある場合、税金面で優遇されることも、「母親」が仕事をあきらめる事態に“加担”している。
また高学歴の女性ほど、子どもを持たない傾向が顕著に高いこと、また子どもがいる女性の生涯賃金は、子どものいない女性のそれより半分以上少ないこともそれを裏付けているように、少子化対策と、仕事と育児の両立という問題の間で根本的な矛盾が生じている。


09年の段階で現状ではかなり改善されてるとはいえポリコレもクソもないなドイツの少子化対策