北方領土は「不幸な課題」 英メージャー元首相?の筆致

 新生ロシアが誕生し北方領土問題の解決へ期待が高まっていた1992年、英国が日本に、問題前進のためにもロシアのエリツィン政権を支援するよう働きかけていた様子が、英公文書館が29日に公開した資料で明らかになった。
日本の立場に理解を示しながら、ロシアの改革を後押ししたい英国は、バランスの難しさに苦慮していたようだ。
 7月の主要7カ国(G7)首脳会議前に予定されていた宮沢喜一首相とメージャー首相との会談の準備資料では「(日本を)支援する用意はあるが、多国間の枠組みで交渉することが生産的とは思えない」と、G7での取り扱いに慎重な姿勢を見せた。
「エリツィン氏の後継者は誰であれ、より権威主義、愛国主義的で北方領土問題の役には立たないだろう。だが改革がうまくいけばエリツィン氏は問題解決に向け行動できる地位を得られる」と、日本にエリツィン政権の後押しを求める方針がつづられていた。


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