中国相手の外交は日中有識者同士の会合でも空気が完全に変わっているらしいからなぁ。
溜池通信からの引用だけど


http://tameike.net/diary/dec17.htm
<12月16日>(土)
○今回の会議に関する若干の印象を下記。
●日中の会議にはとかく不毛な対立がある。
ああまたか、と言った質問が中国側から出たとき、日本側の某参加者曰く、
「お互いに国益が違い、戦略が違うのだからのだからそれは当然でしょう。
お互いに違うことを前提にして、協力の可能性を探るのが『戦略的互恵関係』
というものじゃあないんですか?」と。
●呆気にとられるような正論であった。もっともこの発言に対し、かみつく人が
出てこなかった辺りが昨今の日中関係の気分を表しているような気もする。
考えてみれば、国家間の「戦略的互恵関係」とは冷たい言葉である。
他方、こうやって何度も日中対話を繰り返した結果、中国側に友人が
何人もできていることを考えれば、個人レベルでは「日中友好」をやっているともいえる。
これはこれで価値があると思う。




こんな感じになっているらしい。