>>221の続き
理由として、
1.ハワイ作戦時より加賀は艦攻常用数27機のままです。
ですから、艦攻が極端に減少したというわけではありません。


以下は、現在調査中ですのであくまで参考に。
この減らされていない加賀の艦攻9機は
「攻撃も行うが偵察を主任務とする隊」
として残された模様。

赤城の艦攻常用数削減が4月1日付き、
つまり艦底修理のためインド洋作戦に参加せず内地帰投の加賀に、
この隊が割り振られたと思われます。
内地にて加賀整備中に偵察訓練を行っていた模様。
(詳細資料をご存じの方いますか?)

なお、ミッドウェー海戦時の二番索敵線加賀機の吉野機長が
「自分がその隊の所属だった。」
と証言しています。

以上が事実であれば、
1AF司令部は索敵を含む偵察任務に優先充当可能な“加賀偵察隊”の艦攻9機を保有していたが、
ミッドウェー空襲時の索敵には、そのうち1機のみ使用した、ということです。