>>253
ということで、私としては一航艦によるMI作戦失敗への陥穽は
平時の演習評価(雷撃に関する事項)と敵空母攻撃における必ず遂行すべき任務の割り振りにあったのではないかと考えます
後者についていえば敵の基地航空隊を撃破する前後でどう設定するか
各段階で敵空母の封殺で満足するか(艦爆隊のみで確実に可または艦攻隊が魚雷が一本でも当てればいい)
大破させて例えば基地航空隊をやっつけた後追撃して撃沈のチャンスを残すか(これも通爆の至近弾多数か魚雷の1、2本で可)
撃沈してしまうか(雷撃技量が不安あるなら雷爆同時攻撃でしか不可)
訓練不足も作戦の目的の不明確さも事前に一航艦司令部がしつこく連合艦隊に問い合わせていた事項なので
一航艦司令部として解決すべきという問題意識はあったはずで、これらの点に関しては彼らの認識が直接反映されているはずです