>>288
基地航空隊の方が母艦航空隊より警戒が厳重で迎撃に有利というのは支那事変の戦訓です
具体的には、演習において洋上標的に対しては有効だった奇襲(水平爆撃や特殊爆撃)がしばしば不可能であったのです
例に出されたウェーク島の場合、陸攻隊による開戦劈頭の奇襲で大きな戦果を挙げたおかげでその後も度重なる陸攻隊の空襲により敵の基地航空隊を減殺できていました
それでも生き残った数機の戦闘機に対して、二航戦と陸攻隊の追撃が行われたまでです
イースタン島の航空基地とサンド島の飛行艇基地に対しては基地航空隊の空襲が実施されていないので、当然激しい防空機の抵抗が予期されます