ジョセフ・ナイの北朝鮮収拾案の「落とし穴」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180118-00010000-wedge-kr&;p=1

ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授曰く、北朝鮮に対してアメリカができる対抗措置は4つ

(1)限定的な予防攻撃…マクマスターが言及してるがナイ教授は疑問視
(2)制裁強化…制裁しても核開発は止められないし中国が消極的
(3)漸次ガス抜き…アメリカが中国に対し、北朝鮮に本格的な軍事作戦をしない事を条件に米軍の活動を容認させ、中国に圧力を掛けさせる
(4)これで北朝鮮がおとなしくなれば米軍は演習規模を縮小し、韓国との緊張緩和を受け入れれば平和条約交渉を始める
そしたらアメリカと中国は北朝鮮を当面核保有国として容認するが、将来的には朝鮮半島の非核化を目指す事を確認。北が合意を破れば中国が制裁を行う

このような中国頼みの政策が成功する可能性は低いが、アメリカが酷く困る事は無いと主張
これを掲載した岡崎研究所は、トランプ政権はシリアの様に紛争解決を周辺国に丸投げし、折を見て交渉結果に介入して
周辺国との二国間問題を有利に解決する為の交渉の道具にする傾向があると指摘している