世界をリードする次世代ジェットエンジン技術 aFJR(高効率軽量ファン・タービン技術実証
http://fanfun.jaxa.jp/feature/detail/3874.html

特に燃費向上のために行われているのが、エンジンのパイパス比を高くすることです。
バイパス比とは、エンジンのファンの部分だけを流れる外側の空気の量と、エンジン内部の燃焼器に送られる空気の量の比率です。
燃焼器に送られる空気の量を1として、その比率が高いほど、つまり、ファンだけを流れる空気の量が多いほど、燃費向上だけでなく騒音低減にもつながることが分かっています。
最新のボーイング787に搭載されているエンジンは、パイパス比がこれまでのエンジンでは最大の約11ですが、私たちは、それを上回るバイパス比13を目指しています。