>>49
> >>47
> そりゃバスとか電車の「定員」とは意味が違うので…

いや、逆でしょ。市民の使う乗り物の定員は搭乗できる最大数であって別に常時その数を搭乗させねばならない人数ではない。

だが、例えば護衛艦の定員とは、本来は乗員の疲労からくる継戦能力低下が生じないようにするための交代要員数も込みで
その艦を発注時の仕様で定めた作戦期間中ずっと安定的に運用し続けるに必要な人数として規定されるわけで、
平時であろうと護衛艦が実際の運用上で定員割れをしているということは
その艦の継戦能力には疑問符がついているということを意味しています。

護衛艦は典型的な例だが陸上部隊の普通科の定員だって同様。その部隊が戦力として本来果たすべき能力は、定員によって規定されているはず。

> 必要になった時、どこまで人件費を予算として確保すべきか定員決まって無いとわからんでしょ。

「必要となった時」ってどういう定義なのですか?
有事という意味ならば、本当の有事の際には予算として人件費が国会で計上され年度予算として成立済かどうかなんて関係ありませんよ。
自然災害の時の土木などの予算もそうですが、国民の安全な生活に重大な危機が及んでいるような本当に必要な時は、補正予算でも何でもやれますしやらねばならない。
だから自衛隊で言えば、有事となれば平時に定めている定員を遥かに超える数の兵員を集められるだけ集めて(予備自衛官の正規戦力復帰など)対処するのが当たり前です。

いいですか、予算としてきちんと予め確保せねばならないのは平時ですし、その予算の算出根拠は定員や装備の定数の筈です。
逆に言えば定員や装備定数に基づいて算出されていない予算額は算出根拠が明確でなく恣意的と言わざるを得ません。

有事は本来の定員オーバーであろうと関係なく、他国からの侵略を跳ね返し国民と国土の安全の維持に必要とあらば予算は後付けでも何でも投入せねばなりません。

自衛隊の定員とは平時に満たされているべき人員数で平時の予算の算出根拠とするべき数字です。