ドイツの多目的戦闘艦MKS180 オランダのダーメンが受注
https://otakei.otakuma.net/archives/2020011603.html
https://otakei.otakuma.net/wp/wp-content/uploads/2020/01/MKS180.jpg
 装備の近代化を図るドイツ海軍で、将来の中核を担う多目的戦闘艦MKS180。その建造に
ついてドイツ国防省は競争入札の結果、オランダのダーメン・スヘルデ・ナーバル・シップ
ビルディングを主契約社として選定したと2020年1月14日付で発表しました。
 ドイツが2016年の防衛白書で計画を明らかにした多目的戦闘艦MKS180。MKSとはMehrzweck
(多目的)Kampf(戦闘)Schiff(船)の頭文字となっており、対潜水艦戦闘、海上警備、掃海
など様々な任務に対応する艦です。
 船の規模は喫水線長約155m、満載時排水量9000トンと、現在建造が進められている最新の
フリゲート、バーデン・ヴュルテンベルク級(全長149.5m・満載時排水量7316トン)をしのぐ、
戦後のドイツ海軍水上戦力で最大規模。排水量を基準にすると、1994年から就役している
ブランデンブルク級フリゲートの倍近いものとなります。