海上自衛隊としては、7000tクラスで従来の汎用護衛艦を建造し、余剰の排水量を活かしてUAV・USV・UUVの母艦機能が欲しいそうだけど、予算が降りないみたいだね。
そこで一時、話題となったのがコンパクト護衛艦で、兵装は必要最低限だが、上記の無人機とヘリ運用に注力して、国外では『戦争以外の軍事作戦』、国内では哨戒に用いる構想。

従来型の汎用護衛艦を本来任務に戻せるので、総合的には戦力UPにつながるし、コンパクト護衛艦の方も、従来型より臨検や哨戒にマッチした性能で、国際貢献や不審船対策に活躍できる。
ただ艦船と言うものは独立性が強く、LCSの失敗に見られるように、限定的な任務に対応した限定的な性能たと、どうしても現場で不都合が出るから、理想的には7000t級が欲しい……

7000tとは言わないまでも、6000t級でも良いから、拡大発展型の汎用護衛艦を望みたいものだね。スペック上は地味な拡張になるのだろうけれど、そのアドバンテージは大きいだろうから。