安倍首相が一方的にプーチン大統領のファーストネームを連呼していた一昨年暮れの痛々しい日ロ首脳会談が終わってから、
ロシア側は最新鋭の地対艦ミサイルを択捉と国後に配備して積極的に支配力を強化してきたのに、北方領土の日だからか今更になって軍事演習に「抗議」する河野外相の白々しさ。

北方領土の日にいくらアリバイ作りをしようが、安倍政権が日ロ首脳会談の“成果”を喧伝する為に、ロシア法の下での共同経済活動に合意した事実は揺らがない。
ロシア連邦外務省のモルグロフ次官も、ウシャコフ大統領補佐官も会談の真っ最中に「ロシア法が適用される」と明言していたのだから。