台車のひび割れの原因は部品を製造する際に
できた空洞でした
先月、JR紀勢線の新宮駅で特急列車の台車
にひびが見つかった問題で、JR東海が調査
結果を公表しました。ひびは「軸箱体」とい
う部品に24.3cmにわたって入っていて、部
品の内部には幅11mm、高さ3mm程の空洞が
見つかりました。空洞は溶かした鉄を固めて
部品を製造した際にできたと見られ、空洞に
圧力がかかってひび割れにつながったと見ら
れます。JR東海では、部品を使う全車両を
X線検査し再発を防止するということです。