>>648
それよりも時代が下った19世紀半ばにプロイセン軍の将軍がフランス軍について評した文書があるんだけど
フランス軍の戦列歩兵は長距離のランニングや行軍の訓練をみっちりやってしっかり鍛えられているとする一方で

>(フランス兵の)各個の兵の態度にはあまり注意が払わらず、従って、操典が全くだらしない方法で実施された
>兵に正しい気をつけの姿勢をとらせること、正しい気をつけの姿勢をとらせること、
>それどころか、兵が同じ側の足で踏み出すようにさせることにさえ、あまり注意が払われていない
>兵がそこにおり、どうにかこうにか一緒に到達すればそれで充分であるように思える。

とか書いてあるんでナポレオンより後のフランスの戦列歩兵はまともに集団行動ができてなかったみたいね
だから実戦では攻撃してる時には調子が良いけど、砲火の中で退却するってなった時には
整然と隊列を組み直して退却することが出来なくて崩壊した例が何度もあったみたい