産業革命ってどこから産業革命なのって基準が今でも議論されるんだけど
その基準のひとつに都市化による労働人口の形成ってのがある
都市を維持するには労働力が余剰する15万人規模程度の都市が複数形成され、
近代的生産設備で労務者が働くスタイルが普及した状態
江戸時代の場合は農本位制と人口移動の制限で都市が形成されず
この部分が絶望的にない

産業革命というのは技術革新でなく余剰労働者の吸収を目的とした労働問題から
生まれるという側面
もし技術だけで起きるなら産業革命以降、世界中どこでも起こせた事になるから

江戸にいっぱい人がいるというだろうけど15万人以上の都市は江戸、大阪、京ぐらい
15万人規模の都市が国内各地に出来たのは明治後期から大正になってからで、
日本の産業革命はこの時期からと言われる