航空工学講座[2]「飛行機構造」
https://www.jaea.or.jp/wp-content/uploads/2017/09/%E8%AC%9B%E5%BA%A72%E3%80%80%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%AC%AC%EF%BC%94%E7%89%88.pdf
の、16/16.
>A.セミモノコック構造(Semimonocoque Construction)
>図1-10 は、全金属セミモノコック胴体の構造を示したもので、
>(セミモノコック胴体は)
>スキン、ストリンガ、フレームやバルクヘッドで構成されている。
>外を覆っている構造外皮(Structural Skin)は、ねじれや剪断応力の大部分を受け持ち、
>前後方向のストリンガは、構造外皮の剛性を増して主に曲げ荷重を受け持つ。
>上下左右方向にはフレームやバルクヘッド(Bulkhead : 隔壁)が入って外形を保つと共に、
>フレームを適切な間隔で入れる事により、ストリンガが座屈するのを抑えている。
「フレームを適切な間隔で入れる」とは、フレームに十分な静強度を与えると言うこと。
十分な静強度がなかった場合「ストリンガが座屈」する。