>>272
マルクス史観って最終的には「いずれ世界は共産主義社会になる!これは歴史の宿命である!万国の労働者よ団結せよ!」って言いたいだけなんでそういう具体的な宗教がどうとかはマルクス史観的に文化がどうとかは重要なのかなあって思う。
資本主義社会が労働者による革命によって打倒され、社会主義政府が成立し、最後には社会主義政府も打倒されるか廃止されて、共産主義社会になる(または回帰する)という結論が出せればいいので。

歴史は民衆が作る。というやつだけど一つ忘れてた。
ニムが言うのはおそらく「徳川家光が現在の日光東照宮を作った」と言うものに「いや、作ったのは大工であって家光ではない!!!」ってやつだな。
確かに英雄たちの業績には無名の兵士や庶民の存在が確かにあった。
そう言うところに目を向けた歴史学もある。
あとアレキサンドロス直前のギリシアはペルシア帝国の経済圏や文化圏の一部だったぞ。
ガウガメラの戦いではマケドニア軍とギリシア傭兵隊が合戦をしているし。アレクサンドルがいたからああ言う文化になったと言うが(それは重要じゃない)

英雄たちが活躍するにしてもそれなりに社会構造の土台がないと厳しい。
それを極端に強調すれば「民衆が歴史を作る」ってことになるんじゃないかな?

そもそもあいつらに突っ込んだ論理性を期待してはいかん。