アメリカはF/A-18ベースのFS-Xを薦めたが空自は
現状のレガシーホーネットの様々なスペック、特に対地、対艦攻撃時の行動半径などからそれを嫌がった

更に、「当時少なくとも西側で最高の推力重量比を持つF404を更に推力重量比を上げて推力10tにした
F414を同時開発する」という計画だったので、これで失敗したら大変だと尻込みしてしまった

そしてアメリカもホーネット2000計画でコンフィギュレーションXだかでカナード付きデルタとか想定していたが
これは通常翼配置のコンフィギュレーションWより、確かに性能で良い部分が増える(遷音速での加速性はいいだろう)が
開発費用に対する性能向上という観点からはあまり意味がない、などと見なされ、今のF/A-18Eのデザインになってしまった

またホーネットベースでの開発の場合、日本が開発に関われる比率はF-16ベースでの開発に比べて
小さくなると宣言されていたので、日本はその点も嫌がったのだとの事