複合動力っぽい兵器を無理やり考え出してみた

大日本帝国海軍 艦上攻撃機「極星」
全長11.5m 全幅14.5m 全備重量6.8t
空冷レシプロエンジン1500馬力×1(機首)ターボジェットエンジン 静止推力500kg×1(尾部) RATO×2(両翼下)
最高速度650km/h 航続距離 過荷2000km
武装20mm機銃×2(両翼)13mm機銃(後部搭乗席) 爆弾または魚雷最大1t

艦上攻撃機の重武装と高速化の両立が求められる中で一向にレシプロエンジンの出力向上が見込めない事に悩んだ海軍が
補助のジェットエンジンを尾部に取り付けるという突飛な選択をしたことで開発された攻撃機。
しかもいざ試験してみたら最高速度は良好とは言え加速力不足が顕著であり、発艦が困難である事が判明した
そこで補助動力として加速用ロケットエンジンRATOを両翼で取り付け無理やり飛ばすことにしたのである。
実戦配備は大戦末期であり、菊水作戦において第1遊撃部隊を航空支援すべく空母信濃より出撃したのが唯一の実戦投入とされる
その戦果はともかく、戦後の整備員の評価は「筆舌に尽くしがたい」とのこと