第二次世界大戦時のP51戦闘機は、1機30万ドルだったが、最新鋭のF15は3000万ドルと、コストは飛躍的に上昇した。

マーチン・マリエッタ社の取締役会長ノーマン・オーガスチンは、将来の航空機1機あたりのコストの高騰をこう予測した。

「2054年になると、防衛予算を全部使っても??
たった一機の戦術航空機しか購入できないだろう。
その機は空軍と海軍で共用して、週に3日半ずつ使わなければならない。
ただし、うるう年には海兵隊も1日だけ利用できる」