ちょっと妄想してみた。
ナポ3世って仮想戦記的には意外と便利かもしれない。

クリミア戦争でナポレオン3世の気まぐれ(というか悪ノリ)で導入した武装飛行船が大活躍
空爆や偵察はもちろん。兵員の空挺降下や補給などにも(一応)使えることがわかる。

普仏戦争で飛行船同士の航空戦。小型飛行船に翼とプロペラをつけて高速機動するプロイセン空軍が圧勝。
空からの攻撃でフランス陸軍が大損害を被り陸戦でも敗北。飛行船の図体の大きさで被弾しやすいことが課題となる。
これをうけて列強諸国が航空機開発に全力を注ぐ。

初期型の飛行機ができる。飛行船よりは被弾しにくいが航続距離などが課題とされる。

日清戦争の黄海海戦で日本海軍が航空機から魚雷を投下することで清国海軍を壊滅させる。
日本の飛行機と清の武装飛行船の航空戦で日本圧勝。飛行船が被弾しやすいことが勝因とみなされ飛行船が陳腐化された。

日露戦争では英国から輸入した最新鋭飛行機でロシア艦隊が壊滅。
戦艦が航空攻撃に対して脆弱であること、洋上の飛行場と言える空母の便利さが知れ渡る。

WW1のユトランド沖海戦では戦艦は全くの役立たずとなり、航空機と空母の戦闘となる。
以降は戦艦が事実上廃止される。