金塊密輸 中国企業が所有権主張

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085277221.html

去年5月、唐津市の漁港に金塊200キロ余りを密輸しようとしたとして、中国人を含む9人が消費税法違反などの罪で起訴された事件の裁判で、
押収されている金塊の所有権を主張する中国の会社の代理人が参加し、返還するよう求めました。

この事件は、去年5月、唐津市の名護屋漁港に金塊206キロ、およそ9億3000万円分を密輸して、消費税7400万円余りの支払いを免れようとしたとされるもので、
中国人3人を含む9人が消費税法違反や関税法違反などの罪で起訴されました。

事件で使われ押収されている金塊をめぐっては、持ち主だと主張する中国の会社の裁判への参加が認められ、
代理人の弁護士が26日、佐賀地方裁判所で開かれた、中国人の被告3人の裁判に初めて参加しました。

この中で、会社側は、金塊を貸し出した契約書などを証拠として提出して
所有権を主張し、返還するよう求めました。

一方、検察側は、この会社が金塊の所有者だったとしても、密輸行為に加担することで利益を得ようとしたとみられ、
共犯関係にあると認められると主張し、没収するよう改めて求めました。

裁判所は、金塊の取り扱いについての判断を来月26日に示す予定です。


お、おぅ せやな