>>259
人の主張を勝手に拡大解釈して反論する=藁人形を作って反論するのは読解力がないことの自白をしてるようなものだぞ

別にハリアー方式が正解だとは言っていない
メンテ費用に関しては、ハリアーのやり方のほうが少ない、F-35B方式のほうが多い、と言っているだけだ

ハリアーのやり方はエンジンのサイズ(長さ)に大きな制約が付くし
リフトのための前方ノズルと後方ノズルの位置の制約から
エンジン自体は機体重心位置に近い場所(胴体の前後に関する中央部分)に置かざるを得ず、
あのやり方だとウェポンベイを設置する場所がなくなる

だから兵器内蔵のための大容量のウェポンベイが不可欠の
ステルス攻撃機ではハリアー方式のエンジンレイアウトは致命的だ

それにVLに関してはエンジンの排気によるリフト力だけでなく、リフトファンによるリフト力との和になるから
同一のドライ推力のエンジンを使えばハリアー方式のリフト力よりも重い機体重量で垂直着陸が可能になる

またハリアー方式のノズルレイアウトだと超音速機、特にM1.5を超えるような高いマッハ数にするのは難しいだろうね
ジェット排気をあの二股に分ける後部ノズルで噴射するのでは推力ロスがかなりあると推定される
そもそも胴体中央部にエンジンを置いたりしたらF135のような大型かつ大推力のエンジンだと
A/Bの排熱を考えるとA/Bを焚くことさえ難しそうなエンジンレイアウトだ(どういうことかと言えば、例えばF-35のウェポンベイの位置で
ガンガンA/Bを焚いて高温にして大量の熱を発生させたらどうやって排熱しますか?という難問を抱えるようなもの、ということ)

これらの利点(どれもステルスかつ大型=大重量のSTOVL戦闘攻撃機にとっては不可欠だったり魅力的だったりする利点ばかり)のために
F-35Bは今のやり方を採用したのだろうし、それはそれで合理的で適切な判断だと思う

ただし、それらの利点からF-35Bおよび搭載エンジンのF135-600がその選択をした結果の代償として
メンテ費用はハリアー方式を採用した場合よりも増えたことは確実だと言ってるのだ