>>330
赤い勢力が出版業界に紛れ込むのは、ドイツでも同じらしい。

2018.03.02
「極右」の台頭よりも懸念すべきドイツの「極左破壊活動」という問題
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54676

今からちょうど50年前、1968年の2月、西ベルリンの工科大学で「国際ベトナム会議」が開かれた。主催者は、マルクス主義を標榜する
「ドイツ社会主義学生組合」。他国の左翼学生グループも駆けつけ、参加者は6000人と発表された。

会議のテーマは「ベトナム戦争反対」だったが、実際は「アメリカ帝国打倒」。学生たちは西ヨーロッパに「赤色革命」を起こそうとしていた。
いわゆるニュー・レフトの運動である。ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、ビートルズなどの反戦、反権威の歌が、陰に日向に運動を鼓舞した。

(中略)

そして今。すっかり政治的に安定したドイツでは、緑の党、左派党、あるいは社民党の中に、ニュー・レフトのいわゆる残党たちがしっかりと根を下ろしている。

彼らの心の中には、68年運動は自分たちの革命で、自分たちが暗い封建社会に民主主義という新しいモラルの火を灯したという自負がある。
緑の党が今でも「正しいモラル」の代表者として強い発言力を維持しているのは、この自信のせいだ。

また、前述の「ドイツ社会主義学生組合」の代表であったヴォルフは、学生運動の火が消えた後、出版界で成功を収め、ドイツペンクラブ
会長を務めたり、多くの賞を受けたりした。かつての闘士も今では齢75。そして、メディアも基本的に、68年運動には非常に肯定的だ。
(以下略)
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そんなドイツでは現在、極右(とみなされているが、実質は保守派)のAfDが連邦議会野党第一党に躍進。
ドイツ国民も、そろそろヤバイと感じ始めてきたのかもしれない。