>>355
計算精度よりも観測精度だね

計算自体は、平面上の自艦敵艦の相対運動の計算で、結局のところ、自艦に対して敵艦が何ノットでどの方位に遠ざかるのか近づくのかという点に還元される
それに弾丸飛翔時間を掛けて未来位置を算出する

精度が問題になるのは観測値のほう
方位観測は方位盤で照準線に合わせるだけで誤差なしでできるが、問題は距離観測
この誤差が現在位置観測や測的の精度にモロに響く

射撃レーダーの登場で、距離の観測精度が高まり、今までお手上げだった夜間測距も可能になったことは非常に革新的

それでも>356氏のリンク先にある通り、測的では艦首や艦尾の波を目視することが不可欠であったことなど、観測の機械化は最後まで実現できなかった