産経 陸自が輸送艦導入へ 南西諸島防衛で海上輸送を強化
2018.7.2 06:00

有事やグレーゾーン事態の際に必要な装備・物資を輸送する前進集積に活用することも想定されている。複数の政府関係者が明らかにした。

省内では陸自の海上輸送手段として、機動力や小回りを重視した小型輸送艦のほか、
海兵隊機能の強化に向けた戦車揚陸艦(LST)の導入を求める声もある。
平成31年度からの次期大綱はおおむね10年間が対象で、この期間内に運用構想や艦種を検討する。
陸自幹部は「教育や予算確保などハードルは低くないが必要な能力だ」と述べる。

防衛省は離島防衛や災害対処のため、民間フェリー2隻を活用する契約を結んでいるが、
民間フェリーによる危険な海域の航行には不安もあり、陸自独自で海上輸送手段を確保する必要があると判断した。
陸自には操艦技術の蓄積がないため、退役した海上自衛官などから人材を募り、教官や乗員として採用する案も検討されている。