取り敢えず寝る前にネタばらし

>>362の元ネタは1911年、ブラジルにアームストロング社が提示した戦艦の検討案の一つ、デザイン686というやつ
12インチ砲多数案に傾く前の、まだブラジルがゴム色の夢の余韻に浸っていた頃の戦艦案ですな
艦型はごく簡単に言うと平甲板型で16インチ砲連装4基をミシガン配置、中央部に煙突2本
更に9.4インチ砲(フランスの240mm砲?)連装3基を両煙突間の両舷と煙突後部の中心線に置き、副砲として6インチ砲をケースメートに収めたものとなります

中間砲関係は冒険的でちょっとクラクラするので、362では9.4インチ中間砲を定番の9.2インチ(の若干軽い45口径の方)に替え、そのかわり両舷2基ずつというありがちな配置にすることにしました
3基→4基で砲塔数は増えてますが後述のとおり9.4インチ砲のスペックによっては却って軽くなるかもしれません、一応排水量は300t増とし、その分吃水を17cm増やしております
装甲と速度は元ネタのままです

このとき検討された3案のうち、この案以外にももう1案が16インチ艦になる可能性がありました
(16インチ又は15インチ10門で中間砲無し、強化型アルミランテラトーレみたいなフネ)
残り1案はスペック見ただけだとそれどこの扶桑?と言いたくなるほど扶桑類似の戦艦ですが
デザイン686みたいな突飛な砲配置の可能性もありますから油断はできません