http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54806?page=3
財務省の場合、なんといっても20年前(1998年)の大蔵省スキャンダル事件が「前例」となるだろう。
その事件で逮捕されたのは、大蔵省5名、日銀1名。自殺者は3名にのぼった。
この事件が大蔵省に与えた影響は大きい。金融行政への信頼を失わせたということで、
銀行局、証券局が大蔵省から分離され、これらは後に金融庁になった。そして、
それまでは「法律」ではなかった公務員倫理を立法化し、1999年には公務員倫理法ができた。
社会の仕組みが変わったわけだ。
さて、もし毎日新聞がいうように財務省による「書き換え」の指示があったのならば、
やはり社会の仕組みが変わるほどの変化が起きるだろう。
筆者は「財務大臣の辞任」「消費増税の凍結」「財務省の解体」「公文書管理法の改正」が必要だと思う。