NHK「そもそも、なぜ佐川が嘘の答弁を繰り返したのか。責任の所在をはっきりさせる必要がる」


「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書が書き換えられた問題で財務省は、
学園側と価格交渉はしていないなどという、当時の佐川理財局長の国会答弁と整合性をとるために
書き換えをしたことを明らかにしました。

しかし誰が書き換えを指示したのかや組織的な関与がなかったのかなど全容を明らかにしないかぎり
信頼回復は難しい状況です。

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さらに、そもそも佐川前国税庁長官がなぜ国会答弁で、
事前の価格交渉はなかったなどという答弁を繰り返していたのかもわかっていません。

財務省は大阪地検特捜部の捜査の行方もにらみながら書き換えに佐川前国税庁長官がどの程度、
関わっていたのかも含めて調査を進め、幹部職員などの処分を検討します。

行政の記録をゆがめる前代未聞の決裁文書の書き換えをなぜ行ったのか、
全容を明らかにして責任の所在を明確にしない限り、
失墜した信頼の回復は難しい状況です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011362351000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003