>>497
P-1のAESAは固定で、3面では死角が大きすぎる。

実際にはもっと狭いだろうが、上下150度の最大ビーム振り幅を仮定しても、
真下から前15度から後ろは見えない。
この条件でも75度以上の起伏の落ち込み部には電波は到達しない。
ビルの構造物の影になる部分も見えない。
合成するどころか電波自体が届かない。

レーダーが直下の前後に異界があれば、
オーバ-ハングした対象でなければどんな形でも直下以前、直下以後のどちらかで合成開口動作が可能だ.

後部レーダーはかなり下向きなので直下より前方にも視界がある。
これだけで合成開口レーダーとしても使える。
前の3面で他の監視をしながらの動作も可能になる。