>>903
これか?

>826 名無し三等兵 sage 2018/03/30(金) 20:12:26.87 ID:o3Pv7qF0
香港がイギリスから中国へ返される際に、マカオも一緒に返還されたが、実はマカオはイギリスではなくマカオの領土で、しかも香港と違い返還の義務は無かった。
なのに何故ポルトガルが手放したかと言えば、マカオで現地住民による返還活動が活発化し、抗議運動と国際的な『空気』により、そうせざるを得なくなったからだ。

その発端は、中国側の挑発に乗り、ポルトガルのマカオ総督が、何かの祝いに自国の旗を、中国の旗より高々と掲げて、軽く辱めたという些細な事がキッカケだった。
しかし中国はこれに激しく抗議し、また現地住民も(恐らくは中国情報部の暗躍で)総督府に中国返還の抗議運動を開始して、国際世論もこれに同調しはじめた。
結果として、ポルトガルは租借ではなく譲渡によって得たマカオを手放す事になり、ポルトガルのマカオ総督は責任を問われて、母国にも帰れず亡命した。


北京政府による尖閣への行動は、単に領海・領土の既成事実化を狙ってるだけではなく、日本政府を挑発する事で、このような『お互い様』を狙っての事。
当然ながらアメリカもこれに気付いており、日本に性急な軍事行動な慎むよう伝えると同時に、日本から先に軍事行動を取った時は、協力しないと発言している。