>>549
>あの世界のアメリカは史実と同じように「とりあえずこれ量産しとけ」でM4を大量生産してないことだけは確かだと思うので、その辺を考えてみたいんだ。

小説でM4が存在していることを否定しないという前提で、M4がなぜあるのかを考えると。

史実におけるM4の「急いで実用化、急いで量産」のための特徴がまんま残ってるという
ことは、史実の「できた戦車が5万両」ほどでなくとも、早急に大量生産しなければならな
い経緯があったことになる。

サスをHVSSに交換しているということは、重量増を伴う改良がされていたことを示してい
るし、つまりは改良が必要とされる「戦訓」を得ているわけだ。

アメリカから大量の戦車を調達できる金があって、かつ戦争している国はどこかと言った
らひとつしか無い。イギリスだ。

つまりRSBC版M4も、史実同様、対英援助として早期の戦力化が求められ、かつ大量に
輸出されて実戦参加し、また米陸軍の師団の近代化のためにアメリカが生産できる唯一
まともな戦車として、これまた大量調達されたと見なせる。