>>489
> このCATOBAR厨はなぜこんなに日本が空母を持つことに反対なんだろうな

CATOBAR空母を持つのには必ずしも反対していないよ、
またそのために社会保障などをある程度犠牲することにも反対しないよ

但し、空自の傘の外の海域まで自立して防衛する必要があり、
そのために空自に頼らず作戦行動できる洋上航空兵力が
日本の国防で不可欠という状況になれば、の話だが

またCATOBAR空母がいきなり無理だというのならばSTOBAR空母から入門するのは反対しない
CTOL艦載機の艦上での運用ノウハウはSTOBAR空母でも蓄積できCATOBAR空母を保有した時に活かせるからね

だがSTOVL空母には反対だ
理由は幾つかある
1.STOVL空母はCAPを常時滞空させるだけの戦闘機も搭載できずAEW能力も欠落しているか極めて貧弱(ヘリAEW)なので空自の傘の外では作戦できない
  それならばSTOVL空母という高い船の建造費や割高なSTOVL戦闘機を導入する予算で空自の陸上戦闘機を増備したほうが安価により強力な防衛力となる
  (空自の傘の内側ならば空自の戦力で守れば良い)

2.STOVL空母で蓄積できるSTOVL艦載機の運用ノウハウは、将来、CATOBAR空母を保有した時にあまり役に立たない
  なぜならば、STOVL艦載機とCATOBAR艦載機とでは飛行甲板での動線や発着艦作業の中身が余りにも違うからだ

つまりSTOVL空母は安物買いの銭失いになるということだ、
空自に予算を投じるよりも高額の予算を浪費して空自の戦闘機を増備するよりも貧弱で脆弱な戦力を空自の傘の下でしか展開できない
しかも、それで得られる運用ノウハウは袋小路で将来的な発展性に乏しい

STOVL空母を持つことには無駄に金を浪費するだけで何もプラスの効用はない、
海自の永年の念願である「空母機動部隊を持つ海軍になるんだ」という見栄を満たせる効用の他にはね