ミッドウェー海戦では4隻の空母が一気に失われてしまったが
こんなことは世界の海軍史上でも1回しか起こっていない
複数の悪条件や判断ミスが重なってこのような不運に見舞われた

それでもミッドウェー戦では日本の空母が米空母より1隻多く参加していて
最後の1隻の飛龍がかろうじて残っていたためにヨークタウンを大破させ一矢報いることができた
また瑞鶴翔鶴などまだ他に空母が何隻も残っていたから対米戦を継続できた
もし日本の空母があの4隻だけだったら日本は1年ももたずに降伏を余儀なくされただろう

この苦渋の戦訓をふまえて対中戦を考えた場合も少数の大型空母を保有するより
できる限り多数の軽空母を保有した方が生存性は飛躍的に高まると言える
特に中国はミサイルによる飽和攻撃を主戦術としてくることが予想されるので
軽空母で戦力を分散することの効果は非常に大きい