>>572
> B型の残存性が高い理由は主に分散配置が可能な点だろうね

それが現実離れした幻想だよ
大昔の太平洋戦争のレシプロ戦闘機ならいざ知らず
F-35Bのような大型戦闘機をこっそりと分散配備して敵の先制攻撃を受けないようにすることなど不可能
燃料貯蔵庫(これは地方空港なら民間旅客機用のを使えるだろうが島嶼への分散配備なら新設せねばならない)や
弾薬庫の建設工事をするだけで偵察衛星からは丸見え
またF-35Bのような高度なメンテが必要な機体には相応の整備施設が不可欠

つまり分散配備しようと敵からはどこに分散配備したかは丸わかり状態で空自のF-35A用基地と同じく分散配備拠点も敵の先制奇襲攻撃の対象からは免れ得ない

しかもこういった施設を少数機配備するだけの拠点毎に建設していては予算がどれだけあっても足りないし費用対効果が恐ろしく悪くなる

その上、整備スタッフをどうするのか(どの時点で分散拠点に配置するのか、その居住や生活はどうするか)という問題もある

熱帯のジャングルの木陰に戦闘機を隠しておけば良かった時代とは違うんだよ

> ヘリパッドていどの規模の設備でも陸上基地として利用できるし
> 耐熱板を敷けるスペースがあれば空母以外の船でも代用できる

これも現実離れした幻想に過ぎない
ハリアーですら垂直離着陸を行わせると簡易滑走路用の鉄板など簡単に吹き飛ばしてしまうトラブルが続発して
不整地に鉄板を敷いて作った急造前線基地での運用は現実的にほぼ不可能だったと言われている
ハリアーよりも遥かに大重量で推力も大きなF-35Bの垂直着陸を可能にする陸上基地はよほど着陸スポットを強靭かつ高い耐熱性を持つように整備しなければ使い物にならない
簡易な設備でF-35Bの運用など全く不可能
長さはともかく通常の戦闘機基地の滑走路よりもF-35Bの垂直着陸スポットのほうが技術的に厳しく従って単位面積当たりでは高額になる

> 弾道ミサイルなどによって主要な基地や母艦が破壊されても
> なお展開能力を維持できるのは大きなメリットだ

ただの夢物語だね、F-35BでもA型同様に発進準備されていない機体は敵の急襲の前では地上で撃破されるしかないのだから、しかも配備拠点は敵に丸わかりだ