>>506
三菱技報では、燃費向上を20%以上と表現をトーンダウンさせている。また、エンジン単体の燃費向上は17%と図中で示している。
http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/544/544010.pdf

ただしエンジンの燃費はコアの効率とバイパス比でほぼ決まり、下記サイトによるPW12とPW17の12%、PW19の14%向上という数字は説得力がある。(むしろ、型式証明を取得したばかりのエンジンではここまで性能が出ていない可能性が高いくらい)
このデータを正とすると、MRJの燃費向上は5%差し引いて考える必要がある。
https://ipfs.io/ipfs/QmXoypizjW3WknFiJnKLwHCnL72vedxjQkDDP1mXWo6uco/wiki/Pratt_%26_Whitney_PW1000G.html

E190-E2のフライトテストの燃費17.3%向上が完全な生の実測値だとすると、短期間での開発を見事にまとめ上げたと思うし(MRJほどリスクは取っていないにしても)、売れるのもわかる。E175-E2に関しては中途半端な印象だが現段階では何とも言えない。

本当に配線変更と型式証明だけなのか。
MRJの「大風呂敷」と「大本営発表」が確かなら、もう少し注文が入ってもいいはず。残念ながら多くのエアラインは燃費、納期、品質の全てを、現段階では信じていないのであろう。

三菱航空機の国有化浮上 https://facta.co.jp/article/201804006.html