>>239
>別に鶴の一声という訳ではなく、日本政府、GHQ、米国政府の調整

まず、GHQはホイットニーの民政局(GS)が内務官僚からなる「素人集団」でよしとした。
服部グループと繋がってたウィロビーのG2が旧軍将校の採用を後押ししてた。

「日本政府」は微妙だろう。
当初計画では1950.12までに部隊編成を完了するはずが、
旧軍将校採用問題でこじれ1951.5まで遅れ、さらに幹部の採用が遅れ統制が確立できなかった。

ここで1951.5にマッカーサー後任のリッジウェイが「GHQは日本国政府に対して、旧軍将校によって隊が指導されることを強く望む」と申し入れた。
1951.8に追放解除がなされ元大佐クラスまでは勧誘された。
この段階でも増原長官以下内務官僚は絶賛大反対。
リッジウェイ-吉田首相ラインから長官の頭越しで「自衛隊」ができたと言える。