>>474
WW1で真先に現代化防御火力にやられたのは第一次マルヌ会戦のドイツ軍だ。

イギリス軍がボーア戦争など植民地戦争で貰った戦訓は後で現代の特殊作戦に繋がった。
(コマンドの語源はボーア戦争のゲリラ部隊だった)
その戦訓は冷戦時代の対叛乱戦にも役立った。イギリス軍は西欧諸国の中、比較的に少ない代価で植民地独立問題から脱出した。

大規模戦争に備えて軍備と理論を用意することは間違いではないが、
戦史を見れば、対叛乱戦で経験を積めた軍隊において歩兵小部隊の強さが底上げる、これが後の戦争に役立ったケースが多かった。

>>472
軍事目標は最初から防空対策を取っている、あるいは防空対策を強化しやすいため、対爆撃能力は比較的に強い。
民間目標はそうではない。

だが確かに相手によって爆撃すべき重心が違う、戦略爆撃が効き難い相手も存在している。
しかし例えば、ゲリラ相手に爆撃は効くにくいとはいえ、(費用対効果が高いとはいえないが)それでもゲリラにとって最重要である基地構築を妨害する効果があって、相手をゲリラレベルのままに押さえる。
政治問題によって後方基地を爆撃できなくても、兵站ルートを攻撃し、前線基地の構築を妨害することをできる。

一番の問題は戦略爆撃システムの構築と運用コストが高すぎる、米英以外でそれをまともに運用した例はなかった。
もし空爆エネルギーが限られたの場合、それをCASや戦術爆撃に使う方が現実だ。
そこら辺はドゥーエ以来の戦略爆撃理論の欠点である。