エルサレム移転を前に報じられる驚愕「トランプ和平案」の中身
https://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2018/03/post-37_1.php

NYTによると、去年11月にアッバス議長がサウジでムハンマド皇太子と面会した際、アメリカが提案した和平案を受け入れるよう説得されたが、その内容は
・パレスチナの首都はエルサレム郊外のアブディスとする
・ヨルダン川西岸の約40%をパレスチナが、10〜15%をイスラエルが併合し、残りの地域はイスラエル軍が治安維持の責任を持つ
という「それまでのどんな案よりもイスラエル寄りで、どんなパレスチナの指導者も受け入れる事はできない」案だったらしい
現在ヨルダン川西岸はA・B・Cの3地区に分けられているが、パレスチナが行政と治安を統治できるA地区は西岸の18%のみで
残りはパレスチナとイスラエルが共同で治安を統治するB地区が21%、そしてイスラエルが実行支配するC地区が61%となっているが
案にある西岸の40%はほぼA地区とB地区を合わせた面積で、C地区はほとんどがイスラエルに完全併合される事になる
トランプはパレスチナ側が和平に応じなければ支援を打ち切ると表現していて、既にUNRWAへの拠出金の半分を凍結している

これ実現不可能だろ…