太平洋戦争時、戦闘機搭載のエンジン開発で冶金技術などで米国に劣っていた面はあったのは事実だが、
スーパーチャージャーの開発が遅れた原因は「技術が無かった」からではない。
スーパーチャージャー開発に不可欠のレアメタルが問題だったのだ。戦争準備段階で、レアメタル蓄蔵の
必要性を政治家らが軽視しことが原因だ。
技術者陣に落ち度があったわけじゃない。日本刀に代表されるように、日本人のDNAには冶金技術向上の
性質も埋めこまれている、と信じる。