江戸じゃ肉どうしてたのってだけど
周辺でとれたのを運んで店で解体してその場で料理にして出していた
これは1863〜1864年にかけて日本にいたロシア人Zhivopisnaia Iaponiaが
記録したものだけどイノシシだけでなく鳥という事で一般的に食べられていた
兎はもちろん猿や犬、リスなど多様な肉があった
https://i.imgur.com/NcK2lMK.jpg

天保年間のベストセラー江戸ガイドブックといえる寺門静軒の江戸繁昌記では
麹町の記述ではイノシシ、鹿、狐、兎、カワウソ、オオカミ、クマ、カモシカとあり
庶民でも広く食されていた様子が記されている

有名な書籍でも混同しているのが今でもあるんだけど、明治以前は食肉家畜は
ほとんどおらず、野生動物の肉は広く食べられていて、散切り頭が有難がった
文明開化の象徴たるすき焼きってのは輸入牛肉という舶来品を使っていたから
珍品だっからなんだわな